夏夜のたまゆらに

東景白波夜話

講談社X文庫

鳩かなこ

2009年6月30日

講談社

660円(税込)

ライトノベル

継母に幽閉されていた蔵から救い出された清水与一郎は、帝都の盗人を取り仕切る“水燕”の屋敷で育った。しかし紆余曲折ののちに、落ち延びるようにして屋敷を去ったのは、一年半前のこと。与一郎がある日、老婆を助けたのを機に、葬り去ったはずの人間関係がふたたび甦る。水燕のあらたな頭領となった藤吉との再会。ふたりの愛憎はどこへ向かうのかー。匂い立つ大正浪漫、大好評第二弾。

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