
<わかりやすさ>の勉強法
講談社現代新書
池上 彰
2010年6月17日
講談社
792円(税込)
人文・思想・社会 / 新書
<出版社からの内容紹介> 池上彰氏は、テレビの現場で「わかりやすく伝える技術」を試行錯誤しながら身につけ、磨いてきました。本書のタイトルの「勉強法」は、「机に向かっての勉強」ではなく、「毎日の仕事や生活の中でできる勉強」という意味です。インプットからアウトプットまで、シンプルで、誰でも応用できることばかりです。それらのノウハウを惜しみなく、具体的にやさしく語ります。 <著者からのメッセージ(本書「はじめに」より)> 「わかりやすく伝えたい」と思っている人は多くても、そのためのコツは、なかなか身につくものではありません。そこで、そのための勉強法を紹介し、読者のお役にたてればと考えました。 私自身が、自覚しないまま日頃から実践してきたことを、「自分はどうやっているんだっけ」と自問自答しながらまとめてみました。 ここで出てくる記者の仕事やキャスターの仕事、芸人さん相手の仕事など、読者にはあまり縁のない世界に思えるかもしれません。しかし、実は、学生にとってもビジネスパーソンにとっても、参考になる点が多々あるはずだと思っています。 【目次】 第1章 テレビでプレゼンのヒントを学ぶ 綴じなければ、話の全体像が見える/キーワードを有効に活用しよう/焦点の当て方が内容を左右する… 第2章 話のキモ(中心テーマ)を見つけよう フロー情報とストック情報を使い分けよう/話のキモとは「そもそもなぜ〜なのか?」という疑問/キモの部分をプレゼンの頭に持ってくる… 第3章 プレゼン力を伸ばす 話がうまいスタッフは「絵が描ける」話をする/絵を描ける説明とは/具体的な言葉で「話のフック」をつくる… 第4章 新聞の読み方、ネットの使い方 どうして私は紙の新聞にこだわるのか/データとして手元にストックできる/ひいきのブロガーを見つけよう… 第5章 クリアファイルで情報整理 持ち歩けるフロー情報ファイル/自己流の編集力を/クリアファイルは“編集機”だ… 第6章 本の読み方 本は最強のストック情報/アマゾンの読者レビューの使い方/A4の裏紙を四つ折りにして本のメモに… 第7章 ノートのとり方、メモのとり方 手帳はスケジュール専用/取材ノートは左右ページを使い分け/ビジネスへも応用可能/レポート用紙で再整理も… 第8章 わかりやすい文章を書くために 企業小説にはなぜ素人が登場するのか/すぐれたブロガーの文章も参考になる/「耳で聞いてわかる」表現を… 第9章 聞き上手は伝え上手になれる 相手が話しやすくなるリアクションを/準備してきたメモは忘れよう/「いい質問ですねぇ」は「いい反応」を引き出す… 第10章 時間を有効に使ってみよう 「集中力できた」経験を忘れずに/細切れ時間の活用法/新幹線の往復時間…
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taboke
(無題)
わかりやすさ、を判りやすく説明してくれている。当たり前なのだけど、指摘されないと気づけないことが沢山書いてあり、読むだけでその瞬間から自分が変われる名著。
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