私とは何かーー「個人」から「分人」へ
講談社現代新書
平野 啓一郎
2012年9月14日
講談社
968円(税込)
小説・エッセイ / 新書
小説と格闘する中で生まれたまったく新しい人間観!嫌いな自分を肯定するには?自分らしさはどう生まれるのか?他者と自分の距離の取り方ー。恋愛・職場・家族…人間関係に悩むすべての人へ。
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nogiukwz12
ツイッター、フェイスブック、読書メーター。それぞれの自分
職場での自分、旧友と話しているときの自分、恋人といるときの自分。それぞれが「分人」という単位で存在していて、唯一無二の本当の自分という認識は正しくないこと。分人の集合体が個性であって、特定の分人が大きくなればその個性や人格に変化が出てくる。例えば、仕事が上手く行かなくなれば、職場というコミュニティで生まれた分人が濃くなり、負の雰囲気を持った人間になる。小説家である著者が物語を紡ぎながら思い至った「分人」という考え方です(解釈が間違っていたらすみません)。自分を見失っただとか、本当の自分を出せないことに苦しむ等していたら、その苦しまが軽減するのではないかと思います。コミュニティや人ととの関わりで生まれる分人を自分が好きなのか嫌いなのか。その分別がつけば、生きやすくなるのかもしれません。
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