
タモリと戦後ニッポン
講談社現代新書
近藤 正高
2015年8月20日
講談社
1,320円(税込)
新書
終戦直後に生まれ古希を迎えた稀代の司会者の半生と、敗戦から70年が経過した日本。双方を重ね合わせることで、あらためて戦後ニッポンの歩みを検証・考察した、新感覚現代史! タモリが各時代ごとにすごした場所をたどり、そこでの人間関係をひもときながら、戦後という時代を描き出してみると……タモリとは「日本の戦後」そのものだった! (講談社現代新書) 終戦直後に生まれ古希を迎えた 稀代の司会者の半生と、 敗戦から70年が経過した日本。 双方を重ね合わせることで、 あらためて戦後ニッポンの歩みを 検証・考察した、新感覚現代史! まったくあたらしいタモリ本! タモリとは「日本の戦後」そのものだった! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 本書はタモリの足跡を通して 戦後ニッポンの歩みを振り返るというものである。 なぜ、タモリを軸としたのか。 それはまず何より、彼が一九四五年八月二二日と 終戦のちょうど一週間後に生まれ、 その半生は戦後史と軌を一にしているからである。 (中略)本書ではもちろんタモリと場所と時間を共有した 著名人もたくさんとりあげるつもりだが、それとあわせて、 (中略)タモリとどこかですれ違っていたはずの より多くの人たちにも目を向けたい。 そんな有名無名の人たちとタモリとの接点にこそ 時代性とやらは宿っていると思うからだ。 というわけで本書には多くの場所が登場する。 大学、ジャズ喫茶、ボウリング場、酒場、生放送のスタジオetc.…… タモリが各時代ごとにすごした場所をたどり、 そこでの人間関係をひもときながら、 戦後という時代を描き出せたらいいのだが。 まずは彼の幻の故郷ともいうべき 旧満洲を旅してみることにしよう。-「はじめに」より ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ◆本書のおもな内容◆ 序 章 偽郷としての満洲 第1章 坂とラジオ、そしてジャズー祖父母に育てられて 第2章 大学紛争とダンモ研狂騒曲ー森田一義から「タモリ」へ 第3章 空白の7年間ーボウリングブームのなかで 第4章 ニッポン最後の居候ータモリ出現 第5章 テレビ「お笑い」革命ー芸能人と文化人のあいだで 第6章 “変節”と“不変”-フジテレビの絶頂と『笑っていいとも!』 第7章 「リスペクト・フォー・タモリ」ブームーテレビは終わらない 終 章 タモリとニッポンの“老後” 序章 偽郷としての満洲 第1章 坂とラジオ、そしてジャズー祖父母に育てられて 第2章 大学紛争とダンモ研狂騒曲ー森田一義から「タモリ」へ 第3章 空白の7年間ーボウリングブームのなかで 第4章 ニッポン最後の居候ータモリ出現 第5章 テレビ「お笑い」革命ー芸能人と文化人のあいだで 第6章 “変節”と“不変”-フジテレビの絶頂と『笑っていいとも!』 第7章 「リスペクト・フォー・タモリ」ブームーテレビは終わらない 終章 タモリとニッポンの“老後”
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