ジャニーズと日本

講談社現代新書

矢野 利裕

2016年12月14日

講談社

836円(税込)

小説・エッセイ / エンタメ・ゲーム / 新書

ジャニーズ事務所が創始されたのは一九六二年。すでに五〇年以上の年月が経っている。ジャニーズは、その長い歴史のなかで、多くの魅力的な男性アイドルを輩出してきた。戦後日本の芸能史を通じて、つねにアイドル事務所のトップとして君臨しているのがジャニーズに他ならない。なぜこれほどまでに、ジャニーズに日本人は心をつかまれてしまっているのだろうか。新たな切り口で読み解く戦後アイドル論。 ジャニーズとは何なのか? どうして日本人はこれほどまで、ジャニーズタレントに魅せられてきたのか? ジャニー喜多川氏が日本で芸能を志したのは、終戦後すぐ。 「ジャニー喜多川」とは、芸名ではなく本名であり、彼は正真正銘のアメリカ人。時代をつかむタレントを数々生み出してきました。 ですが、アイドル冬の時代が90年代初頭に訪れます。そこで、新たな装いでこれまでのアイドル性を打破してできてたのが、SMAP。 本書は、ジャニーズがどんな音楽を生み出し、人気を博していったのかを時代ごとに丹念に追い、戦後の大衆文化史を読みなおします。 ここで詳しくは語れませんが、SMAPは解散してもしなくても、SMAPであり続けてほしい。そんな願いが込められた一冊です。 はじめに 第一章 ジャニーズとは何か  第二章 ジャニーズ結成 第三章 郷ひろみからディスコへ 第四章 それぞれのアメリカ 第五章 80年代とジャパニスム 第六章 SMAPが開拓した道 第七章 ジャニーズがもたらすもの おわりに

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