政党政治と天皇 日本の歴史22

講談社学術文庫

伊藤 之雄

2010年4月12日

講談社

1,496円(税込)

人文・思想・社会 / 文庫

明治天皇崩御から五・一五事件へーー 近代日本の君主制はなぜ崩壊に至ったか? 張作霖爆殺事件後、昭和天皇はなぜ田中義一首相を問責したかーー。東アジアをめぐる国際環境のうねりのなか、変容していく近代日本の君主制。「天皇の政治関与」の理想と危うさとは。のびやかな大正時代が閉塞の昭和を迎える過程で、庶民は何を感じ、どう行動したか。明治天皇崩御から五・一五事件による政党政治の崩壊までを、斬新な視角で活写する。 序章 一九二九年六月二十七日 第1章 大正政変 第2章 第一次世界大戦と日本の跳躍 第3章 原敬首相の信念ーー「秩序」の再生と漸進的改革 第4章 天皇と立憲君主制 第5章 改革のうねりーー国際協調とデモクラシー 第6章 護憲三派内閣 第7章 北伐と御大礼 第8章 世界恐慌と立憲君主制の危機 終章 庶民文化と天皇

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