天災と国防
講談社学術文庫
寺田 寅彦
2011年6月30日
講談社
858円(税込)
人文・思想・社会 / 文庫
標題作「天災と国防」ほか、自らの関東大震災経験を綴った「震災日記より」、デマに対する考察「流言蜚語」など、地震・津波・火災・噴火などについての論考やエッセイ全十二編を収録。平時における備えと災害教育の必要性など、物理学者にして名随筆家ならではの議論はいまだに有効である。天災について再考するための必読書。
本棚に登録&レビュー
みんなの評価(3)
starstarstarstarstar
読みたい
3
未読
2
読書中
0
既読
10
未指定
17
登録しました。
close
ログイン
Readeeのメインアカウントで
ログインしてください
Readeeへの新規登録は
アプリからお願いします
- Webからの新規登録はできません。
- Facebook、Twitterでのログイ
ンは準備中で、現在ご利用できませ
ん。
シェア
X
LINE
リンク
楽天ブックスサイト
楽天ブックスアプリ
© Rakuten Group, Inc.
キーワードは1文字以上で検索してください
ケムケム
今でも十分通用する
寺田寅彦の災害についての随筆を集めた本。 防災や防災教育について多くの提案がされている。 「日本はその地理的の位置が極めて特殊であるために国際的にも特殊な関係が生じ、いろいろな仮想敵国に対する特殊な防備の必要を生じると同様に、気象学的地球物理学的にもまた極めて特殊な環境の支配を受けているために、その結果として特殊な天変地異に絶えず脅かされなければならない運命の元に置かれていることを1日も忘れてはならないはずである。」(天災と国防) 「神話と地球物理学」では、記紀の様々な記述は古代の天変地異を表現しているのではないかという記述がとても面白かった。 また、畑村洋太郎氏の解説も読みごたえがあった。
全部を表示いいね0件