
芭蕉全発句
講談社学術文庫
山本 健吉
2012年2月10日
講談社
2,200円(税込)
人文・思想・社会 / 文庫
国文学に通暁し、実作と研究双方のよき理解者たる文芸評論家が、渾身の情熱を注いで正面から俳聖に挑む。全句の訓詁注釈を通して実景、実感、伝記的事実、言葉の意味、詩性ーー芭蕉の世界に迫り、「軽み」論から「いのち」と「かたち」へ、日本人の魂に根ざす文学的本質へと読者を誘う。今日の俳句・短歌隆盛の礎となった不朽の一冊。(解説・尾形 仂) 言葉の美、深長な意味、軽みーー 俳句の伝統と革新はここに創まる 国文学に通暁し、実作と研究双方のよき理解者たる文芸評論家が、渾身の情熱を注いで正面から俳聖に挑む。全句の訓詁注釈を通して実景、実感、伝記的事実、言葉の意味、詩性ーー芭蕉の世界に迫り、「軽み」論から「いのち」と「かたち」へ、日本人の魂に根ざす文学的本質へと読者を誘う。今日の俳句・短歌隆盛の礎となった不朽の一冊。(解説・尾形 仂) 定型詩のよき理解者が俳聖の全句を解き明かす 私は大学の講座で、師匠釈迢空(ちょうくう)から、原典の一字一句を如何に深く訓まなければならないかを学んだ。私は低声にささやかれるような訓詁の著述に、中世の倭学者たちや近世の国学者たちの、古典への没頭の中に貫いた耿々(こうこう)の志を見るのである。及ばずながら私も、彼等の志したあとを歩もうとする者に過ぎない。--<本書「まえがき」より> ※本書の原本は1974年、河出書房新社より『芭蕉全發句』上下巻として刊行されました。なお、講談社学術文庫収録にあたっては、1983年に小社より刊行された『山本健吉全集 第六巻』を底本としました。 寛文・延宝 寛文期 延宝期 天和・貞享 天和期 貞享元年(天和四年) 貞享二年 貞享三年 貞享四年 貞享五年(元禄元年) 延宝・天和・貞享期 元禄 元禄二年 元禄三年 元禄四年 元禄五年 元禄六年 元禄七年 貞享・元禄期 年次不詳 年次不詳
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