興亡の世界史 シルクロードと唐帝国

講談社学術文庫

森安 孝夫

2016年3月11日

講談社

1,760円(税込)

人文・思想・社会 / 文庫

講談社創業100周年記念企画「興亡の世界史」の学術文庫版の第2冊目。「シルクロード」とは、単なる「ロマン溢れる東西交易路」などではなく、政治・経済・宗教・文化交流・戦争の現場、すなわち世界史の舞台だった。突厥、ウイグル、チベットなど諸民族が入り乱れたこの地域で、大きな足跡を残して姿を消した「ソグド人」とは。騎馬遊牧民の動向を追い、中央ユーラシアの草原から中華主義とヨーロッパ中心史観の打倒を訴える。 講談社創業100周年記念企画として刊行された全集「興亡の世界史」の学術文庫版第一期のうちの第2冊目。 前近代における「シルクロード」とは、単なる「ロマン溢れる東西交易路」などではなく、まさに政治・経済・宗教・文化交流・戦争の現場、すなわち世界史の舞台だった。突厥、ウイグル、チベットなど諸民族が入り乱れたこの地域で、大きな足跡を残して姿を消した「ソグド人」とは何者か。唐は本当に漢民族の王朝なのか。著者オリジナルの最新研究成果をもとに騎馬遊牧民の動向を追い、中央ユーラシアの草原から中華主義とヨーロッパ中心史観の打倒を訴える。 [原本:『興亡の世界史 第05巻 シルクロードと唐帝国』講談社 2007年2月刊] 序章 本当の「自虐史観」とは何か 第一章 シルクロードと世界史 第二章 ソグド人の登場 第三章 唐の建国と突厥の興亡 第四章 唐代文化の西域趣味 第五章 奴隷売買文書を読む 第六章 突厥の復興 第七章 ウイグルの登場と安史の乱 第八章 ソグド=ネットワークの変質 終章 唐帝国のたそがれ あとがき 学術文庫版あとがき 参考文献 年表 索引・地図一覧

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