新しい中世 相互依存の世界システム

講談社学術文庫

田中 明彦

2017年8月10日

講談社

1,243円(税込)

人文・思想・社会 / 文庫

冷戦構造の終焉、アメリカ覇権の衰退、経済相互依存の進展ーー。激変する情勢のただなかにある現代、我々はどこへ向かうのか。国境が薄れた「新中世圏」、なお国民国家たらんとする「近代圏」、秩序が崩壊した「混沌圏」に国々を分類、移行期にある世界を独自の視点で鋭く分析する、刺激的な論考。ヨーロッパ中世になぞらえた「新しい中世」の概念を駆って、ポスト近代の世界システムの構想に理論と実証で迫る。 まえがき 第一章 冷戦とは何であったか 第二章 ポスト冷戦 第三章 アメリカの覇権とは何か 第四章 ポスト覇権 第五章 相互依存が進む世界 第六章 制度化する相互依存 第七章 現在の世界システムは「新しい中世」? 第八章 三つの圏域の相互作用 第九章 アジア・太平洋──「新しい中世」と「近代」の対決 第十章 日本は何をすべきか 補 章 九・一一事件後の世界を読む 注 原本あとがき 学術文庫版あとがき

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