大幽霊烏賊(下) 名探偵 面鏡真澄

講談社文庫

首藤 瓜於

2015年6月12日

講談社

803円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

使降が担当する元漁師の老鼠忠介は、クジラとの壮絶な格闘の果てに仲間内で語り継がれてきた「幽霊烏賊」と遭遇した。そして入院後も付きまとうその幻影を封じ込めてくれたのは「先生」と呼ばれた患者だという。理性を超越した患者たちの奇妙な振る舞いが意味するものは? 『脳男』の著者、渾身の衝撃作。 2 精神科医として診察する 3 体温計紛失事件の顛末 4 幕間喜劇 5 王様はなぜ花嫁の首をはねたか 6 「野球は害毒である」 7 面鏡との対話 8 誘惑 9 草をむしる日々 10 時間感覚についての余談 11 論理明快 12 「黙狂」の正体がついに明かされる 13 攫われた「黙狂」 14 胡柳先生の告白 15 終焉に向かって 16 小田原看護長との対決 17 青天の霹靂 18 「現世ではくもれる鏡に映すがごときなるも、時いたらば面をあらわさん」

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