飯盛り侍 城攻め猪
講談社文庫
井川 香四郎
2015年11月13日
講談社
704円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
織田軍との攻防を続ける石山本願寺援護のため、雑賀孫市と共に堺を訪れた弥八。饗応の最中、不覚にも拉致された弥八は、織田方の本丸・安土城に捕らえられる。「信長様を助けて貰いたい」秀吉から下ったまさかの命に弥八が差し出したのは、猪の丸炙りだった!?文庫書下ろし戦国小説シリーズ佳境の第三弾。
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toruo
(無題)
なんだかんだで読んでるシリーズの第三作目。毛利家に拾われた飯盛侍が今度は石山本願寺の救援に向かう。 雑賀孫市と行動を共にしていたのだが秀吉に拉致されて織田信長に食事を提供することになる、という荒唐無稽な展開(笑) もともと此の手の作品にそれを言うのは野暮で楽しく読めばいいとは思うのだけど。 その意味でなかなか面白い作品だった。 関係無いけど雑賀孫市の子孫って水戸家に仕官してずっと続いてたんだね…知らなかった。
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