
空白を満たしなさい(下)
講談社文庫
平野 啓一郎
2015年11月13日
講談社
748円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
全国で生き返る「復生者」たち。その集会に参加した徹生は、自らの死についての衝撃的な真相を知る。すべての謎が解き明かされ、ようやく家族に訪れた幸福。しかし、彼にはやり残したことがあった……。生と死の狭間で「自分とは何か?」という根源的な問いを追究し、「分人」という思想が結実する感動長編。 妻に「あなたは自殺したの」と告げられた会社員の心の軌跡をたどる旅は、「あの時、何が起きたのか?」という謎の核心へと迫っていく。現代人の孤独を超克する希望の物語。「分人」という思想の到達点! <内容紹介> 全国で生き返る「復生者」たち。その集会に参加した徹生は、自らの死についての衝撃的な真相を知る。すべての謎が解き明かされ、ようやく家族に訪れた幸福。しかし、彼にはやり残したことがあった……。生と死の狭間で「自分とは何か?」という根源的な問いを追究し、「分人」という思想が結実する感動長編。 読者から大反響の話題作! 深い感動の声が続々! 「満たされ、渦巻き、今溢れ出している」 「心が救われた」 「涙が止まりません」 「目からうろこ」 「この本に出逢えて良かった」 「本を読んで初めて泣いた」 第七章 楽園追放 第八章 勝者なき戦い 第九章 真相 第十章 夢のような一時 第十一章 空白を満たしなさい
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(無題)
主人公・徹生が、復生者として生き返り、"徹生が自殺してから復生するまでの3年間"、"幸せの絶頂にあった自分が自殺を選んだ理由"、"自殺に至るまでの"空白の三十分""、そして、"自分がまたいなくなったあと千佳や璃久が辿っていく未来"…など、さまざまな『空白を満たす』ために奔走する話。 なぜ復生者という存在が現れたかなどの説明は一切なく、徹生が最終的にどうなったかも描かれていないが、そこが主題ではない、ということだろう。 佐伯の登場シーンは、ただただ胸糞悪かったのだけれど、果たして著者は何を表現したくて彼を登場させたのだろう。もう少し考えてみたい。
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貝沼 晃成
分人という概念
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