わけあり師匠事の顛末 物書同心居眠り紋蔵
講談社文庫
佐藤 雅美
2017年5月16日
講談社
836円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
手習塾市川堂の男座の師匠を務める、青野又五郎を目の当たりにした安芸広島浅野家の奥女中の奥林千賀子は、「わたしを騙したんですね」と言い放つ。この男女を放っておけない南町奉行所の同心、藤木紋蔵が持ち込まれる厄介事をさばきながらたどりついた二人の事の顛末は?シリーズ随一の静かな“恋物語”誕生。
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物書き同心紋蔵による謎解き物語
物書き同心紋蔵は、奉行所の書記官であるだけでなく、過去の判例にも詳しく、奉行や寄力にも頼りにされている。しかし、人が良いので出世はしない。物書き同心は、外回りの同心よりもランクが下のようなのだ。 紋蔵と彼を取り巻く人々が人間模様を織りなしていく。今作は紋蔵の子供達が通う手習い所「市川堂」を中心に、さまざまな事件が起こる。 ただの人情ものではなく、正に江戸時代の御定書などを解説しながら話は進んでいくので興味深く読むことができた。
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