
宿命の地(上) 1919年三部作 3
講談社文庫
ロバート・ゴダード / 北田 絵里子
2017年5月16日
講談社
1,078円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
亡父ヘンリーは、なぜ危ない橋を渡り情報を売ろうとしたのか。そして、自らの生誕をめぐる隠された真実とは。その答えを求めて、マックスはチームを組織して日本へと乗り込む。ドイツのスパイ網指揮者は日本の悪名高き大物政治家と手を組み、その行く手を阻むーー大正期の東京、横浜を舞台に描く国際諜報戦! 亡父ヘンリーは、なぜ危ない橋を渡り情報を売ろうとしたのか。そして、自らの生誕をめぐる隠された真実とは。その答えを求めて、マックスはチームを組織して日本へと乗り込む。ドイツのスパイ網指揮者は日本の悪名高き大物政治家と手を組み、その行く手を阻むーー 大正期の東京、横浜を舞台に描く国際諜報戦! 宿命の地(上) 1919年三部作(3)
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toruo
(無題)
第一次世界大戦直後の世界を舞台にしたエスピオナージュ三部作の三作目完結編。前作が「果たして主人公の運命やいかに?!」という終わり方で楽しみにしていたのだけど、初っ端からどん底の状態でスタートする本作は日本が舞台。元々は主人公が父親の事故死の真相を探ることからスタートし、ドイツ帝国のスパイとの闘いとなったこのシリーズ。ドイツのスパイが滅んだ帝国のスパイ網を日本に売ろうと画策、その阻止と自身の出生の秘密の追求のために日本まで乗り込んでくる主人公。大正から昭和初期の横浜、東京、奈良、京都を舞台として日本の右翼の大物を敵役として死闘を繰り広げる。登場人物やサイドストーリーが増えてもとっちらかった印象にならないのはさすが作家の力量かと。荒唐無稽な物語なんだけどもしかしたら本当にこれに類する話はあったのかも知れないと思わせるのも見事。これで終わりかと思ったら次作もこの続編だとか。ますます楽しみ。面白かった。
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