ふりむけばそこにいる 奇譚蒐集家 小泉八雲

講談社タイガ

久賀 理世

2018年4月20日

講談社

825円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

19世紀英国。父母を亡くし、一族から疎まれて北イングランドの神学校に送られたオーランドは、この世の怪を蒐集する奇妙な少年と出会う。生者を道連れに誘う幽霊列車、夜の寄宿舎を彷徨う砂男と聖母マリアの顕現、哀切に歌う人魚の木乃伊の正体とは。怪異が、孤独な少年たちの友情を育んでゆく。のちに『怪談』を著したラフカディオ・ハーンー小泉八雲の青春を綴る奇譚集。

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歌菜

死者との邂逅

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3.4 2023年04月07日

後に小泉八雲と呼ばれることになる青年の物語。ただ心霊現象の原因を突き止めるだけでなく、人の想いに寄り添おうとする姿が良かった

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