崩れる政治を立て直す 21世紀の日本行政改革論

講談社現代新書

牧原 出

2018年9月19日

講談社

968円(税込)

人文・思想・社会 / 新書

安倍晋三政権に不利な情報が記載されている公文書の廃棄、官邸に居座る官僚の専横など、政治と行政の崩落は国民を失意のどん底に陥れている。一部の政治家や官僚の首をすげ替えても、事態は好転しそうにもない。政と官の制度設計は事前に考えられたものか、制度作動は順調かの原則論に基づきつつ、戦後の歴代首相の政治手腕とその成果、小泉純一郎政権の成功、民主党政権の失敗から、現安倍政権の政治主導、行政崩壊の核心に迫る。 【本書の構成】 第一章 変わる改革、動く制度 第二章 第二次以降の安倍晋三政権の行き詰まり 第三章 自民党長期政権と自らを動かす官僚制 第四章 小泉純一郎政権以後の自民党と官僚制 第五章 民主党政権の失敗から学ぶこと 第六章 政権交代後の官僚制を再生するには?  安倍晋三政権に不利な情報が記載されている公文書の廃棄、官邸に居座る官僚の専横など、政治と行政の崩落は国民を失意のどん底に陥れている。一部の政治家や官僚の首をすげ替えても、事態は好転しそうもない。政と官の制度設計は事前に考えられたものか、制度作動は順調かの原則論に基づきつつ、戦後の歴代首相の政治手腕とその成果、小泉純一郎政権の成功、民主党政権の失敗から、現安倍政権の政治主導、行政崩壊の核心に迫る。

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