
養生の智慧と気の思想 貝原益軒に至る未病の文化を読む
講談社選書メチエ
謝 心範
2018年11月11日
講談社
2,035円(税込)
美容・暮らし・健康・料理
「酒は微酔にのみ、花は半開に見る」--儒者として医者として古典漢籍を総覧し本草学に通暁する貝原益軒が到達した「養生」の要諦である。人間が本来持っている「寿(いのちながき)」性質を、日常生活で現実のかたちにするにはどう生きたらいいのか。古代中国から日本へ連綿と続く「気」の世界観に支えられた未病を最善とする養生文化。江戸時代の貝原益軒『養生訓』に結実した大いなる智慧を読む。 第一章 中国の養生文化と日本の養生文化 第二章 『医心方』『喫茶養生記』とはどんな書物か 第三章 『養生訓』の登場と貝原益軒 第四章 「思」の視点から読む『養生訓』 第五章 「行」の視点から読む『養生訓』 第六章 「食」の視点から読む『養生訓』 第七章 「住」の視点から読む『養生訓』 第八章 「衣」の視点から読む『養生訓』 第九章 現代社会と『養生訓』
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