
バック・トゥ・レトロ 私が選んだもので私は充分
ドミニック・ローホー / 原 秋子
2018年11月15日
講談社
1,320円(税込)
人文・思想・社会 / 美容・暮らし・健康・料理
自ら実践する「シンプルな生き方」を発信し、フランスをはじめ各国で著書が累計250万部を超えるベストセラーに。本書で綴られているのは、より良い運命の軌道に乗る秘訣です。そのヒントが過去のシンプルな生き方。「ネット社会のなかで自分を耕す時間の使い方」「今も愛されるクオリティの高いものとは何か」「楽しく暮らすことを目標にする不幸に気づく」などなど、今このときを幸福で満たすための1冊です。 自ら実践する「シンプルな生き方」を発信し、フランスをはじめ欧米やアジア各国で、著書が累計250万部を超えるベストセラーに。 本書には、「今いる場所で幸せになるヒント」「より良い運命の軌道に乗る秘訣」が綴られています。ものや情報があふれ、競争が競争を呼ぶ世界に私たちはいます。豊かではあるけれど、心は昔より「軽く」なったとは思えません。だからレトロに注目したのですーー過去のよい記憶として残っているものは、イコール、シンプルな生き方のお手本になります。たとえば、欲望や快楽と幸福とを見分けられたら心の底から愉快になれるでしょう。 ネットは便利ですが、反面、常に人と自分を比べる装置でもあります。また、選択肢が多いのは幸せというより、選んだものが正解だったのか不安や不満の原因になっています。 「私がこの本で述べたい『レトロ』とは、つねに無理をして、より上の生活を追い求めていく駆け足人生をやめること。(中略)たえず新製品を追い求めるのではなく、すでに持っているものに満足し、それらに愛着を持って暮らすこと。自分の持ち物の数を一定に保ち、『私にはこれで充分』と納得することなのです」(本書より) そこで私たちに必要なのは「良識」というものの見方です。本書では、自分らしくシンプルに生きるのに欠かせないキーワードとなっています。 「『良識』とは、流行や目新しいものの熱気に負けてしまわないこと。『良識』とは、目移りせず、あるがままの自分に満足するということです。人工的な今の世の中の流れに巻き込まれないことでもあります。『良識』は質の高い生活を送るのに欠かせないものさしなのです。『良識』の反対語をあげるとすれば、『愚かさ』と言えるかもしれません。具体的にこの『良識』というものさしで、食や健康、衣類管理、住まいについて考えていきましょう」(本書より) 持ちものから、人間関係、ネットの情報、そして心の整理まで、生きる喜びをより感じられる上質な暮らしのために、ドミニック・ローホーがアドバイスします。 はじめに 第1章 小さな習慣で満足に暮らす 第2章 幸せをつくる選択肢 第3章 こんなものたちと暮らしたい 第4章 衣食住に、「良識」という贅沢 第5章 お金や仕事と悠々とつきあう 第6章 快感に溺れず、幸福をつかむ 第7章 ネットとのシンプルなつながり方 第8章 私たちの美徳を発揮する方法 第9章 デジタル化から自由になるためのヒント 第10章 レトロ、人間が中心の生き方への回帰
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