仮想通貨3.0
マルク・カルプレス
2019年5月30日
講談社
1,650円(税込)
ビジネス・経済・就職
刊行の言葉(著者より) 「2014年2月、マウントゴックスは何者かによってハッキングされ、多額のビットコインが消失する事件が発生してしまいました。そして、警察と検察は消失の原因もはっきりしないまま、とりあえず私を逮捕したのです。 裁判の結果、私の無実は証明されましたが、本当につらい体験でした。 仮想通貨の素晴らしさと恐ろしさを両方知り尽くしている私だからこそ、皆さんに語れることがあります。いや、語るべきことがあります。そう思って本書を執筆しました」 刊行の趣旨(出版社より) サトシ・ナカモトという謎のプログラマーが開発したビットコインは、世界の投資家を熱狂させ、「億り人(おくりびと)」と呼ばれる大金持ちも生み出した。しかしその後、ビットコインの価値は乱高下、投資家は一喜一憂どころか、天国と地獄を見ている。 天才は天才を知るーーおそらく著者のマルク・カルプレスは、サトシ・ナカモトの考えたことを、世界でいちばん理解している。だからこそ、マウントゴックスという世界で最初の「仮想通貨取引所」を運営し、大きく育てることができたのだ。 ハッキング被害、そして逮捕という大きな災難を経て、マルクが我々のもとに帰ってきた。彼は言う。 「いろいろ嫌な思いをしてもなお、こうして本を執筆したのは、ビットコインひいては仮想通貨を正しく理解している人があまりに少ないからです」 正しい知識もなく投資をするほど恐ろしいことはないし、ルールがわかっていないと勝てる可能性も低くなる。 本書は、世界でいちばん仮想通貨に詳しい男が初めて書き下ろした、決定的指南書である。
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あの人は今
2014年2月のビットコイン消失事件から5年。あのマウントゴックスCEOマルク・カルプレス氏が語る事件の経緯が綴られています。仮想通貨の入門書としても読みやすいと思います。
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