日本はなぜ、「戦争ができる国」になったのか
講談社+α文庫
矢部 宏治
2019年6月22日
講談社
1,012円(税込)
人文・思想・社会 / 文庫
「いざ戦争が始まれば、自衛隊は米軍の指揮下に入る」。これはべつに冗談ではない。戦後日米の間で結ばれた「統一指揮権密約」で決められていることである。ここから2015年成立の安保関連法を見ると、別の世界が見えてくる。あのとき日本は、「世界中のどこでも戦争ができる国」への一歩を踏み出したのだ。私たちは、いつまで「占領下の戦時体制」という異常な状態を続けるのか?
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