素晴らしき世界(上)
講談社文庫
マイクル・コナリー / 古沢 嘉通
2020年11月13日
講談社
990円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
ロス市警ハリウッド分署深夜勤務女性刑事レネイ・バラードがボッシュと共演。深夜勤務から署に戻ってきたバラードは古い事件ファイルを見ず知らずの男が漁っているのに気づく。男はロス市警を引退したハリー・ボッシュだった。ハリウッド分署管内で発生したある未解決事件の記録を内密に調べていたのだ。Amazonオリジナルドラマ「BOSCH」原作シリーズ。ボッシュ&バラード第一作!
本棚に登録&レビュー
みんなの評価(5)
starstarstarstarstar
読みたい
5
未読
1
読書中
1
既読
22
未指定
31
登録しました。
close
ログイン
Readeeのメインアカウントで
ログインしてください
Readeeへの新規登録は
アプリからお願いします
- Webからの新規登録はできません。
- Facebook、Twitterでのログイ
ンは準備中で、現在ご利用できませ
ん。
シェア
X
LINE
リンク
楽天ブックスサイト
楽天ブックスアプリ
© Rakuten Group, Inc.
キーワードは1文字以上で検索してください
toruo
(無題)
現代ハードボイルドの第一人者の一人である作者が新たに始めたロス市警の夜間専門刑事バラードの第二作目に作者の看板にして出世作であるハリー・ボッシュが早くも登場、と聞いて凄く楽しみにしていた作品。ロサンゼルス市警のエリート部門である強盗殺人課にいた二人だが時期は大幅に違っていてベトナム帰りのボッシュはロス市警を退職し再雇用はされていたものの良くない辞め方をして今は近隣の小規模な警察で顧問のようなことをしている。一方のバラードは若くしてエリート部門に配属されたが上司に受けたセクシャル・ハラスメントを告発した結果、今は所轄の夜勤専門に左遷されている、という設定。本作はボッシュもの前作の続編で前作で知り合った女性の娘が惨殺された事件を追うボッシュがバラードと交錯して、という話。達者な作者なのでそれだけではなく夜勤専門刑事の日常やボッシュが取り組むギャングがらみの事件も盛り込まれておりこれでもか、という内容。そうくるか、というラスト含めてシリーズ出色の出来でした。面白かったし次作が楽しみ。出版界の事情を書いたあとがきも面白かった。これはおすすめ。
全部を表示いいね0件