
覚悟の競馬論
講談社現代新書
国枝 栄
2019年10月16日
講談社
924円(税込)
ホビー・スポーツ・美術 / 新書
【祝!年度代表馬選出!】 史上5頭目となる牝馬三冠達成、 世界レコードでジャパンカップ制覇、 牝馬初の天皇賞・秋連覇、 無敗の三冠馬コントレイル、三冠牝馬デアリングタクトと 日本競馬史に残る名勝負を演じた2020年のジャパンカップ……。 歴代1位となる国内外GI通算9勝を挙げ、 総獲得賞金額でもトップとなったアーモンドアイ。 稀代の名牝を手掛けてきた名伯楽の「原点」に迫る。 ・・・ 調教師はふだん何を重視して馬と接しているのか? どうすれば強い馬をつくることができるのか? 東西格差はなぜ解消されないのか? 除外馬を減らすためにすべきこととは? このままでは日本の競馬はダメになるーー。 これからの競馬界のあり方を考えるための本。 ルメール騎手へのインタビューも特別収録! ・・・ 私が中央競馬に身を置いてからのこの40年間で、 調教師を取り巻く環境はずいぶん変わった。 海外レースに挑む馬が増え、外厩も充実してくるなど、 まさにいま、日本競馬界は激変期を迎えているといっていい。 だが、このままでは日本の競馬界は衰退してしまうのではないかーー 私は今、そんな危機感を抱いている。 一人でも多くの人々に、私の思いを共有していただきつつ、 今後さらに日本の競馬界が発展していくことを強く願っている。 ・・・ 【本書のおもな内容】 ■はじめにーー変わりゆく競馬界 ドバイターフ前夜の出来事/凱旋門賞断念の背景 ほか ■特別インタビュー クリストフ・ルメール 「国枝調教師とは哲学が一緒」 ■第1章 調教師が大事にしていること ヒカルイマイとTTG/山崎厩舎時代に得たもの/イギリス研修/藤沢調教師との関係 ほか ■第2章 調教師の戦略 騎乗依頼/藤田菜七子をどう見るか/騎乗指示/競馬新聞をどう読むか ほか ■第3章 最強馬のつくりかた 三冠牝馬アパパネとアーモンドアイ/調教の要諦/外厩の進化 ほか ■第4章 海外レースに挑む 遠征の歴史/日本最強馬の挑戦/はるかなる凱旋門賞/輸送事情 ほか ■第5章 東西格差をどう解消するか 西高東低/輸送競馬の弊害/東西格差の原因/“栗東留学”の背景 ほか ■第6章 日本競馬への危惧 除外馬問題/中央競馬と地方競馬のひずみ/各種手当の見直しと信賞必罰の徹底 ほか
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