
半沢直樹 アルルカンと道化師
池井戸 潤
2020年9月17日
講談社
1,760円(税込)
小説・エッセイ
★★★「半沢直樹」シリーズ6年ぶりとなる待望の最新作!★★★ 半沢直樹が絵画に秘められた謎を解くーー。江戸川乱歩賞作家・池井戸潤の真骨頂ミステリー! 「やられたら、倍返しだ」。 明かされる真実に胸が熱くなる、シリーズの原点。 大ヒットドラマ「半沢直樹」シリーズ待望の最新刊、ついに登場! *** 東京中央銀行大阪西支店の融資課長・半沢直樹のもとにとある案件が持ち込まれる。大手IT企業ジャッカルが、業績低迷中の美術系出版社・仙波工藝社を買収したいというのだ。大阪営業本部による強引な買収工作に抵抗する半沢だったが、やがて背後にひそむ秘密の存在に気づく。有名な絵に隠された「謎」を解いたとき、半沢がたどりついた驚愕の真実とはーー。 ***
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半沢直樹シリーズはここまで単純だったかな、との印象である。ご存知「倍返し」の半沢直樹ものであれば、黙っていても売れるとばかり手抜きをしたのでもないだろうが、読んでいて高揚感に欠ける。 そんな思いが一転するのは、やはり倍返しモードに突入してからである。相手は何時もの大和田常務ではない。半沢がまだ大阪西支店の融資課長時代の話だ。権力を傘に半沢に襲いかかるのは、業務統括部長の宝田である。半沢の元に持ち込まれたのは、大手IT企業ジャッカルが、業績低迷中の美術系出版舎・仙波工藝社を買収したいというM&A案件だ。宝田の意向を受けた大阪営業本部の強引な買収工作に抵抗する半沢だったが、やがて背後にひそむ秘密の存在に気づくのだった。それは標題の「アルルカンと道化師」と銘打たれた絵画を巡る二人の画家の関係だった。その謎解きが本格化する頃には、すでに読者は物語に引き摺り込まれているのであった。
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融資課長 半沢直樹
相変わらずおもしろい 池井戸潤はさすがとしか 言いようがない
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