魔女の愛し仔

星海社FICTIONS

綾里 けいし / 一色

2020年7月17日

星海社

1,430円(税込)

ライトノベル

魔女が人間の子供を拾ったって。 その先には、ロクな結末が待っていやしないのにーーー 魔宴の夜、魔女集会へ生け贄として捧げられたサラは 古き魔女、エンゲル・ヘクセンナハトに拾われる。 『幸福になれなかった物語』を管理する彼女の書架には、 銀の鎖で封印された“呪われた御話”たちが眠っていた。 在るべき結末を迎えなかったお伽噺を幸せな終わりに導くため サラは禁忌を破って独断専行、本の中へと飛び込んだ! 物語世界を旅する魔女と少女を待ち受けるのは、 幸福な結末か、哀切な運命か、それともーーーー 〈Chapter〉 「白雪姫」 攫われた白雪姫ーーーー小人たちのアリバイは崩せるか? 「人魚姫」 人魚姫と王子の消失ーーーー短剣は振るわれたのか? 「茨姫」 茨の呪いを解かない妖精王ーーーーその動機は? 「赤頭巾」 猟師不在による惨劇ーーーー秘された配役とは? 「ラプンツェル」 王子の顔を知らない塔の少女ーーーー継続された結末とは?

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ななここ

せつない。

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3.5 2020年09月25日

正直、最初は気持ちが盛り上がらなかったけれど、「幸福になれなかった物語の中に入り、できるだけ幸福な結末にする」というところに惹かれて読み続けました。 幸福な結末、、、というより不幸から少しずれた結末ですね。 でもその行為の先にあったものは、とても切なく報われない思い。 短編が何作も積み重なって出来ている本なので、読みスピードは早いです。 でも最後「自分だったら」と考えてしまいます。

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