
なぜニセコだけが世界リゾートになったのか 「地方創生」「観光立国」の無残な結末
講談社+α新書
高橋 克英
2020年12月23日
講談社
990円(税込)
旅行・留学・アウトドア / 新書
地価上昇率6年連続日本一の秘密は何か。 新世界「ニセコ金融資本帝国」に観光消滅の苦境から脱するヒントがある。 「客数より収益、消費より投資」が回す新しい経済を、富裕層マーケットに精通する著者が分析する。 ローコスト団体旅行によるインバウンドの隆盛はただの幻想だった。かわりにお金を生むのは、国内に世界屈指のリゾートを作ることだ。平等主義に身も心もとらわれた日本人は、世界のおカネがどこに向かっているのか、その現実にそろそろ目覚めるべきではないだろうか。 ニセコ歴20年、金融コンサルタントとして富裕層ビジネスを熟知した著者による、新しい地方創生・観光論。バブル崩壊以降、本当にリスクを取ったのは誰だったのか? 【目次】 第1章 ニセコはバブルなのか? 一棟5億円超の別荘群が出迎え 中国本土資本も進出 第2章 日本の観光投資の敗北と外資による再生 (1)東急から豪州、そしてアジアへ (2)西武から米国、そしてアジアへ (3)ラグジュアリーホテル続々開業 第3章 ニセコに世界の富裕層が集まる理由 (1)ホテルコンドミニアムという錬金術 (2)世界的なカネ余りがニセコを後押し (3)なぜアジア富裕層はニセコを目指すのか 第4章 ニセコの未来 (1)世界最高級リゾートとの比較 (2)「夏も強化」は正論ながら空論 (3)富裕層向けサービスに特化する (4)新幹線開通と五輪開催 第5章 ニセコに死角はないのか? (1)「外資VS.住民」と「開発VS.環境」 (2)自然からの警告 (3)縦割り行政の弊害 第6章 観光地の淘汰が始まる (1)マーケティングより人間の意思 (2)地方創生の幻想と東京 ……ほか
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