
旅する練習
乗代 雄介
2021年1月14日
講談社
1,705円(税込)
小説・エッセイ
第34回三島由紀夫賞、第37回坪田譲治文学賞、ダブル受賞! 中学入学を前にしたサッカー少女と、小説家の叔父。 2020年、コロナ禍で予定がなくなった春休み、 ふたりは利根川沿いに、徒歩で千葉の我孫子から鹿島アントラーズの本拠地を目指す旅に出る。 ロード・ノベルの傑作! 第164回芥川賞候補作。 「この旅のおかげでそれがわかったの。 本当に大切なことを見つけて、 それに自分を合わせて生きるのって、 すっごく楽しい」(本書より)
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(無題)
乗代さんかーー難しい文章の人だよな、と思ってスルーしてたけど、講談社の公式ツイッターがあんまり推すものだからだんだんと気になってきて読んだ。 小学六年生のサッカー好きの少女亜美(アビ)と、小説家の叔父さんが、旅に出る話。亜美はサッカーの合宿所にあった本を家に持って帰ってきてしまっていて、その本をお母さんには内緒で返しにいくのが旅の目的。本当はサッカーの試合を観るついでに行く予定だったけど、コロナで試合がなくなり、2人は川沿いをボールを蹴りながらゆっくり歩いて進む旅を始めることにする。 亜美ちゃんのサッカーへの熱意は可愛らしくてきらきらしてて良かったけど、小説家の叔父さんによって語られる風景描写は長すぎて難しくて少々飽きてしまった。あと途中で出会うミドリさんは、大学4回生なんだけど、その辺にいそうな意志の弱いただ優しいだけの人という感じで好きになれなかった。コロナで業績不振になった内定先から、「内定辞退しませんか?」って連絡がきていて、この旅の中で辞退を決意し鹿島に住むことに決める。んだけど、「そんな簡単に決めていいのか?!」以外の感情が湧かなかったな、、、私が現実主義すぎるのか。 最後亜美が交通事故で死んじゃったのが……唐突すぎて泣けなかった。帯にやたら泣けると書いてあったのはここなんだろうけど、わざとらしすぎやしないだろうか。全然感動できない。
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