
極限の思想 ラカン 主体の精神分析的理論
講談社選書メチエ
立木 康介 / 大澤 真幸 / 熊野 純彦
2023年1月13日
講談社
3,190円(税込)
人文・思想・社会
精神分析家ラカンは人間をどのように捉えたのか。フロイトの「無意識」「事後性」など諸概念の可能性を掬い上げ、アリストテレスの原因論を足掛かりとして、新たに練り上げられる独創的な概念。 〈他者〉=シニフィアンの導入はいかに「主体」を原因づけるのか。またそこに構造的に内在する「欠如」はどのように「主体」に責任を引き受けるよう迫るのか。 原因と因果性をめぐる思考の果てに到達する、象徴界に穿たれた現実界への開口部とは? [本書の内容] 序 章 精神分析家ラカンの軌跡 ■第I部 アリストテレスにおける「原因」 はじめにーーアリストテレスを読むラカン 第一章 四つの原因 1 『自然学』第二巻の一般的性格 2 四原因の分解 3 形相因・作用因・目的因の概念的統一性 4 四原因の統一に向けて 第二章 アウトマトンとテュケー ラカン的前置き 1 一般的概念としての「偶然」 2 アウトマトンとテュケーの区別 3 アリストテレス的目的論のほうへ 第三章 質料と偶然 1 アリストテレスの思考の内的二元性 2 偶然の場としての質料 3 ロゴス化されぬ質料、原因概念の還元不能なるもの ■第II部 ラカンにおける原因と対象 はじめに 第一章 シニフィアン因果性の三平面 1 シニフィアン因果性の第一平面 2 第二平面ーー非連続なる因果性 3 第三平面ーー原因の非決定 第二章 ラカンにおけるテュケー 1 アウトマトン/テュケーのラカンによる再定式化 2 反復の二様相 3 現実界とトラウマ 4 子供が火に焼かれる夢 第三章 原因としての真理、対象の機能 1 真理と原因の結合、〈他者〉のなかの欠如 2 主体の関わりと対象aの機能 3 質料因としての真理 4 原因対象の道具性 注 引用・参照文献 あとがき 序 章 精神分析家ラカンの軌跡 ■第I部 アリストテレスにおける「原因」 はじめにーーアリストテレスを読むラカン 第一章 四つの原因 1 『自然学』第二巻の一般的性格 2 四原因の分解 3 形相因・作用因・目的因の概念的統一性 4 四原因の統一に向けて 第二章 アウトマトンとテュケー ラカン的前置き 1 一般的概念としての「偶然」 2 アウトマトンとテュケーの区別 3 アリストテレス的目的論のほうへ 第三章 質料と偶然 1 アリストテレスの思考の内的二元性 2 偶然の場としての質料 3 ロゴス化されぬ質料、原因概念の還元不能なるもの ■第II部 ラカンにおける原因と対象 はじめに 第一章 シニフィアン因果性の三平面 1 シニフィアン因果性の第一平面 2 第二平面ーー非連続なる因果性 3 第三平面ーー原因の非決定 第二章 ラカンにおけるテュケー 1 アウトマトン/テュケーのラカンによる再定式化 2 反復の二様相 3 現実界とトラウマ 4 子供が火に焼かれる夢 第三章 原因としての真理、対象の機能 1 真理と原因の結合、〈他者〉のなかの欠如 2 主体の関わりと対象aの機能 3 質料因としての真理 4 原因対象の道具性 注 引用・参照文献 あとがき
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