
猫弁と幽霊屋敷
大山 淳子
2022年5月25日
講談社
1,650円(税込)
小説・エッセイ
累計40万部突破、大人気「猫弁」シリーズ! 冴えない容貌、天才的な頭脳……自分のことは後回しで人の幸せを第一に考える稀代のお人好し弁護士、百瀬太郎。 婚約者である大福亜子ととうとう同居を開始したものの、忙しさからすれ違いに拍車がかかって……。 相続した家を持て余す男性恐怖症の千住澄世、その代理人として奔走する百瀬は毎日目の回るような忙しさ。 そんな中、亜子がホテルのラウンジで別の男性とお見合い……!? そして世にも珍しい「ペットホテル立てこもり事件」まで勃発! 悲しい過去がある人も、今までうまくいかなかった人も、新しいことにチャレンジしている人も……登場人物それぞれが幸せの扉を開けて未来への一歩を踏み出す物語。 今まで「猫弁」を読んだことがない人でも大丈夫! 今作からでもお楽しみいただける、そんな優しくあたたかい作品です。
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ななここ
何回でも読みたい。
猫弁のシリーズはいつも優しい気持ちになれますが、今回も「よくこれだけの不幸を散りばめて、丸く優しく収められるな。」と思いました。 猫弁の幼い頃の会話は、かなり酷いです。 寂しい人、人に頼るという事も思いつかない人、そんな人が何人も散りばめられています。 でも、「自分で自分を愛する事を諦めない」〓「他者を愛することが出来る」というのは良いな、と思いました。 百瀬さんも、幼い頃から寂しい気持ちも満タンにありながら、それでも人と比べず自己を愛したんでしょうね。 きらびやかでも陽気に人に囲まれていても寂しい人はいる。 そういう人は、なんとなく自分に馴染めないのかもしれないですよね。 だから他者を虐めたり蔑んだりすんのでしょう。 最後、正水さんの居場所があって良かったですよ! 「多分落ちてるよねー」と思いつつ、こんなに人のいい彼女の夢がここで絶たれるのはな、、、と思っていたのでホッとしました。 次作も楽しみです。
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