唐国の検屍乙女

講談社タイガ

小島 環

2022年4月15日

講談社

748円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

検屍から謎を解く! 人生に絶望した少女が破天荒な天才少年とバディを組む、中華×ミステリー×ラブコメ? 1042年の北宋。 17歳の許紅花は、名医である父の許希について戦場で医者として活躍していた。 しかし怪我がもとで右手に震えが残り、戦場にも赴けず、実家の医院を手伝うこともできず、引きこもりとなってしまった。 ある時、紅花の姉が依頼を受けた検死に代わりに行くことになる。 検死のために向かった妓楼で、髑髏を抱えて罵詈雑言を喚き散らす少年、高九曜ーー人呼んで「髑髏真君」と出会う。 この出会いが、紅花の運命を大きく変えることとなったーー。 口が悪く我儘で皆に疎まれているが、頭脳明晰で一回観察しただけで色々なことを見抜いてしまう九曜。 そんな九曜に振り回されながらも、彼の聡明さや心の機微に興味を持っていく紅花。 九曜も自分を拒絶しない紅花に興味を持ち、自分の主治医にしようと猛アタックする。 さらに許希の弟子、劉天佑からも言い寄られる紅花……。 果たして紅花の選ぶ道は? 紅花と九曜が辿り着く真相とは!

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(2

starstarstar
star
3.3

読みたい

3

未読

2

読書中

0

既読

10

未指定

16

書店員レビュー(1)
書店員レビュー一覧

ひさだかおり

書店員@精文館書店中島新町店

「検死」によって見つけ出される事。そこにある「真実」。

--
0
2022年05月05日

みんなのレビュー

レビューはありません

Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください