
分断と凋落の日本
古賀 茂明
2023年4月12日
日刊現代
1,320円(税込)
人文・思想・社会 / 新書
安倍政権がもたらした「分断と凋落」から日本を救う道はあるのか? “安倍晋三元首相の正体”をテーマにした話題の政治ドキュメンタリー『妖怪の孫』の企画プロデューサーで元経産省改革派官僚の著者が世に問う、衝撃の警告書だ! 悪夢のアベノミクスで日本人の暮らしがいつの間にか韓国人に追い抜かれていることを自覚している人はどれだけいるだろうか。かつて世界を席巻した日本の半導体ビジネスもいまでは台湾に絶対に追いつけないところまで差をつけられている。そして、見るがけもないメイド・イン・ジャパンの家電群。自動車産業も例外ではない。原因の多くは安倍政権の失政にある。それを引き継いだ岸田政権も出口が見えないまま迷走している。低賃金と物価高は、もはや限界値をこえつつある。その一方で、突如、始まったかのように見える防衛費倍増=軍拡路線だ。岸田政権は、国是である「専守防衛」を大転換させる敵基地攻撃能力にまで手を伸ばした。日本はまさに、破綻に向かう坂道を転がり落ちる石のようだ。その原点は実は、昭和の妖怪こと岸信介元首相、そう“妖怪の孫”の祖父にあった。本書は、この妖怪が発する妖術から日本を解き放ち、再生させる唯一の処方箋でもある。
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今の政治、元経産官僚の目から見ても“そう”なのか
ドキュメンタリー映画『妖怪の孫』の原案本ということで、読みたくて入手(映画は観ていない)。とても興味深い内容だった。とはいえ、新しい発見とか視点がある訳ではないのだが、日頃個別にもやもやと考えている問題を整理して一筋に繋げてくれた感が非常に強く、スッキリした。第4章は絶望。それでも、著者の「信じなければ、諦めるしかないが、その道は選びたくない」という言葉に共感する。
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