蔦屋重三郎と江戸メディア史 浮世絵師、ベストセラー作家、瓦版屋の仕掛け人

星海社新書

渡邊 大門

2024年9月26日

星海社

1,375円(税込)

人文・思想・社会 / 新書

歌麿、写楽、北斎の仕掛け人「蔦重」とは? 蔦屋重三郎なくして江戸文化を語ることはできない。吉原大門口で細見屋(遊郭案内書の販売所)を開業していた重三郎は、勇躍出版に乗り出すと浮世絵や娯楽本(黄表紙、滑稽本など)の出版で斯界のトップに立つ。企画力に優れた重三郎は、南畝、京伝、馬琴ら著名な作家と交流し、才能溢れる浮世絵師を次々と世に送り出した。なかでも歌麿には美人画を描かせ才能を開花させ、わずか10ヶ月という活動期間の後に姿を消した写楽をデビューさせた。田沼意次から松平定信へと幕政が激変する時代に現れ、絶えず流行の最先端を追い掛け、人々の望むものを出版して江戸文化の粋を開花させた重三郎と江戸の出版文化の実態に迫る。 *以下、本書目次より抜粋 はじめに 第一章 蔦屋重三郎と吉原 コラム1 吉原と遊女のことなど 第二章 狂歌本への進出 第三章 黄表紙と出版統制 コラム2 発禁処分となった書物 第四章 喜多川歌麿と浮世絵 第五章 東洲斎写楽の登場 第六章 重三郎の最期 主要参考文献 おわりに

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