日本の歴史(10)

集英社版

児玉幸多

1992年3月1日

集英社

2,563円(税込)

人文・思想・社会

「下剋上の世」「一揆の世」といわれ、苛烈な自力救済の論理が社会を支配していた戦国時代。北条早雲、斎藤道三、武田信玄、上杉謙信など、名だたる戦国大名たちの領国を支えた村や都市の人びとは、戦乱の世をいかに生きたのか。「百姓の持ちたる国」加賀に象徴される一揆勢力は、いかにして独自の地域支配を打ち立てていったのか。-戦国時代を「群雄」でなく「群像」の視点からとらえなおし、新しい戦国史観を展開した待望の書。

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