白木蓮の満開の夜

闇に歌えば

コバルト文庫

瀬川貴次

2005年11月30日

集英社

481円(税込)

ライトノベル

克也とともに滝岡城址の調査に訪れた誠志郎は、出土品のなかにあった櫛に悪寒を感じ、白装束をまとう首のない女の霊をみた。その後、彼らは落城の日に血で真っ赤に染まったという滝へとむかう。そこは十分に供養が成されているらしく、白木蓮の美しい清浄な場所だった。だが、誠志郎が供養のための石碑を誤って倒してしまうと、辺りの気配は一変し、どこからか落武者の怨霊が現れて…。

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