
嘘つきは姫君のはじまり(寵愛の終焉)
平安ロマンティック・ミステリー
コバルト文庫
松田志乃ぶ
2010年8月10日
集英社
586円(税込)
小説・エッセイ / ライトノベル / 文庫
『一生に一度の、ぼくのただひとりの恋人だ』妃になって欲しいと、次郎君からはっきりと求婚された宮子。藤壷の中宮が倒れるという不慮の事態に後宮中が騒然とする中、宮子は考えていた。次郎君がどれほど真剣に自分を想ってくれているか。そして、重大な秘密を抱える自分の存在が、彼にとってどれほど危険かを。後宮からー彼の側から離れることが、自分にできる唯一の選択ではないかと。
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