炎の蜃気楼(ミラージュ)(6)
コバルト文庫
桑原水菜
1992年4月1日
集英社
440円(税込)
小説・エッセイ / ライトノベル / 文庫
日光東照宮から、何者かに盗まれた秘宝、『〓鏡(つつがきょう)』は、人間の魂を封じこめる魔鏡だった。一方、由比子とともにプールに出かけた紗織は、謎の白い腕が次々と若い女性を水の中に引きずりこむのを目撃する。〈闇戦国〉の北条の動きをめぐって、霊が活性化しているのだ。紗織の連絡を受けて〈調伏〉に向かった高耶たちだが、彼らを待っていたのは、練馬城の悲劇の姫・伊都と豊島一族の怨霊群だった。
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