紫紺の糸(後編)

破妖の剣4

コバルト文庫

前田珠子

1993年2月28日

集英社

576円(税込)

ライトノベル

紫紺の妖主の部下の妖貴・佳璃と、ラエスリールとの死闘が始まった。紅蓮姫をふるって戦うが、護り手のいないラスは押され気味だ。血まみれになって、力尽きようとした時、彼女をかばったのは邪羅(ザハト)だった。だが、ラスは今こそ闇主の名を呼んだ。「わたしの護り手は、おまえだから…」万感の思いを胸に言葉につまるラスに、闇主は応えたー長い、長い、口づけで。

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