エンド・アステリズム
なぜその機械と少年は彼女が不動で宇宙の中心であると
集英社スーパーダッシュ文庫
下村智恵理
2012年11月30日
集英社
704円(税込)
ライトノベル
潤相五雁は全てを投げ出して家を出た。ただ何となく、しかし招かれるかのように。たどり着いた場所で、五雁は金髪の少女・七星茉莉衣と出会う。彼女はあらかじめ全てを知り、出会いは必然だったかのように彼を待っていた。それと同時に、東京に突如として現れた巨大な黒い機械の獣。五雁たちを招き寄せた“リジェンタイル”という存在が、対抗しうる唯一の手段で、この宇宙と世界と人類を守るための最後の希望だった。全てを見晴らす世界の中心、不確かな意識に眠る確かな中心を、七星茉莉衣は見せてくれると言う。記憶にない過去、共に戦う仲間たち、はじめて知る恋の味、それらは果たして本物なのか、嘘なのか。
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