神招きの庭 3 花を鎮める夢のさき

集英社オレンジ文庫

奥乃 桜子 / 宵 マチ

2021年2月19日

集英社

682円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

都を襲う疫病を鎮めよ。神鎮めの少女の古代和風ファンタジー! 神を招き、もてなす場である兜坂国の斎庭(後宮)に、神気を補う劇薬「神金丹」が持ち込まれた。 人が飲めば命を落とし、神と人の性質を併せ持つ“神ゆらぎ"が飲めばその身は完全な神と化す。 これをもたらしたのが友好国である八杷島と知り、綾芽と二藍は警戒を強めていた。 さらに、かつて身分を偽って兜坂国に潜入していた娘が、八杷島の祭官・羅覇として再び斎庭に現れた。 八杷島の真意が知れぬ中、地方で疫病が発生する。 綾芽たちは疫病の神を鎮める祭礼を執り行うが、神の勧請に失敗し、祭主の鮎名は疫神ごと自らを結界に封じてしまう。 そこは、祭主にとって最も過酷な未来を見せるという夢の世界。 救出に向かおうとする綾芽たちに、羅覇がひとつの策を提案する……。 【神招きの庭】シリーズ好評発売中! 神を鎮める力を持つ少女綾芽は、王弟の二藍の名目上の妻となる。 神ゆらぎである二藍を人の身に戻すため、綾芽は神々の謎に迫ってゆく……。

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ななここ

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4.6 2021年10月22日

羅覇の目的はやっぱりなって感じです。 結構あからさまですしね。 でも問題はそこではなくニ藍をどのように扱っていくか。 人になれるのか、神になってしまうのか。 綾芽との関係は。 毎回2つの道が示されより、厳しい方を選択しなければならなかったニ藍と綾芽。 納得できる結末がほしいです。

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