イラクと日本

集英社新書

宮田律

2004年7月31日

集英社

748円(税込)

人文・思想・社会 / 新書

イラク情勢は、アメリカのブッシュ大統領が大規模戦闘の終結を宣言した後も混迷を極め、日々新たな問題が噴出している。なぜアメリカの占領政策はつまずいたのか?また、イラン・イラク戦争、湾岸戦争、イラク戦争と、戦争のイメージばかりが突出するアラブの大国イラクと、日本はこれまでどんな関係にあったのか?戦後初めて紛争地域へ「人道復興支援」の名のもとに派兵された自衛隊。この派兵によって日本とイスラム世界の関係はどう変わっていくのだろうか?『現代イスラムの潮流』の著者が経緯と状況をわかりやすく解説する。イラクの現状、将来のイスラム諸国との関係を考えるために、最適の一冊。

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