悩む力
集英社新書
姜 尚中
2008年5月16日
集英社
968円(税込)
人文・思想・社会 / 美容・暮らし・健康・料理 / 新書
情報ネットワークや市場経済圏の拡大にともなう猛烈な変化に対して、多くの人々がストレスを感じている。格差は広がり、自殺者も増加の一途を辿る中、自己肯定もできず、楽観的にもなれず、スピリチュアルな世界にも逃げ込めない人たちは、どう生きれば良いのだろうか?本書では、こうした苦しみを百年前に直視した夏目漱石とマックス・ウェーバーをヒントに、最後まで「悩み」を手放すことなく真の強さを掴み取る生き方を提唱する。現代を代表する政治学者の学識と経験が生んだ珠玉の一冊。生まじめで不器用な心に宿る無限の可能性とは。
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(無題)
本書では、誰にでも具わっている「悩む力」にこそ、生きる意味への意志が宿っていることを、文豪・夏目漱石と社会学者・マックス・ウェーバーを手がかりに考えてみたいと思います。姜尚中さんは本文中でこのように語っている。自分の精神遍歴、具体的には思春期に出会った夏目漱石、そして大学で専攻することになるマックス・ウェーバーの思想を紹介しながら、閉塞した格差社会の中でストレスに痛めつけられながらも、なんとかしたいと考えている普通の人に安心感をあたえてくれる一書である。
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