「事業仕分け」の力
集英社新書
枝野幸男
2010年4月30日
集英社
770円(税込)
ビジネス・経済・就職 / 人文・思想・社会 / 新書
二〇〇九年十一月、新政権が設置した行政刷新会議による「事業仕分け」は、世論調査で国民の八割が支持。日本における政治文化のターニングポイントとなった。この仕分けの「統括」として、議論をリードした著者が、事業仕分けの意義と仕組みを平易に説き明かす。国の債務残高は、二〇一〇年度末で九七三兆円超。この巨額の財政赤字を前に、これ以上、税のムダ遣いは許されない。意義の不明確な事業、事業の重複、ピンハネ、中抜き構造、組織のための組織など、あらゆるムダを炙り出し、税金の使われ方を国民主権の観点から見直す事業仕分けの実相とは?そして、仕分けに対する数々の誤解や批判にも答える。
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