なぜ『三四郎』は悲恋に終わるのか

「誤配」で読み解く近代文学

集英社新書

石原千秋

2015年3月17日

集英社

792円(税込)

人文・思想・社会 / 新書

夏目漱石は「悲恋小説家」だった。近代文学の名作の多くが「悲恋」に終わるのはなぜなのか。「誤配」という概念を鍵にして、近代文学と現代文学との間に横たわる大きな断層を見出す、画期的な文学論。

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