資本主義の克服

「共有論」で社会を変える

集英社新書

金子勝

2015年3月17日

集英社

792円(税込)

ビジネス・経済・就職 / 新書

資本主義の歴史を俯瞰し、著者はその歩みを、国民国家の膨張とその衝突と捉える。その中で、戦争や大恐慌などの歴史的転換期に起きる「非線形変化」と、経済循環による「波動」をつかむことで、危機的状況にある資本主義の病理を浮き彫りにする。税制や社会保障制度などの新たな枠組みは、今日のような歴史的転換期に更新されていく。そこに、これらの制度やルールの空白が生じ、「独占」が生まれる。「独占」に抗し、「失われた30年」とも言われる閉塞状況を打破するには、社会を変えていく原理として、制度やルールの「共有」が有効となる。個人の自由と平等を保障しつつ、新しい産業構造への転換を促す道を提示する。

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資本主義の克服

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3.2 2019年11月18日

中央集権による大量生産・大量消費というメインフレーム型資本主義の限界への書方策。地方分権及びその緩やかなネットワークにより新たな価値観を共有することにより、グローバルや新自由主義により崩れた中間組織や中間共同体をカバーしていくというのが施策。時代の大きな転換期においては理想主義的ではあってもおおむね方向性としては間違ってないだろう。

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