フィンランド 幸せのメソッド

集英社新書

堀内 都喜子

2022年5月17日

集英社

946円(税込)

人文・思想・社会 / 新書

日本が目指すべき社会についてのインスピレーションを与えてくれる。 ーー山口周氏(独立研究者・著作家) 「人こそ資源」ってどういうこと? 世界一幸福な国には、学ぶべきヒントがいっぱいです。 ーー小島慶子氏(エッセイスト) 2018年から2022年にかけて、5年連続で「幸福度ランキング世界一」を達成。 首都ヘルシンキは2019年および2021年には「ワークライフバランス世界一」に輝き、国連調査の「移民が感じる幸福度」ランキングでも第1位(2018年)。 他にも「SDGs達成度ランキング」で世界一(2021年)、「ジェンダーギャップ指数」で第2位(2021年)など、数々の指標で高い評価を受けているフィンランド。 その背景にあるのは、"人こそが最大の資源で宝"という哲学です。 立場を問わず全ての国民が平等に、そして幸福に暮らすことを可能にする、驚くべき「仕組み」とはいかなるものなのでしょうか。 そして、日本はそこから何を学べるのでしょうか? 最新の情報もふんだんに盛り込んだ、驚きにあふれる一冊です。 【本書で紹介する「仕組み」の例】 ・優秀な若者を積極的に抜擢し、ベテランは陰から支える文化 ・男女平等への取り組みを企業や学校に求める「平等法」 ・児童手当、親休暇、職場復帰を保証してくれる「在宅保育の休業制度」……子育て・共働き世帯を助ける様々な手当と休暇 ・小学校から大学院博士課程まで学費無料、さらに大学以降は生活手当と住居手当まで支給!? ・もはや「学力向上」なんて時代遅れ! フィンランドの学校の最新事情 ・誰でも無料で利用できる出産・子育ての専門医療施設「ネウボラ」 ・新生児が誕生すると国から贈られる、赤ちゃん用品が一式詰まった「育児パッケージ」 ・起業ブームの背景にある大学教育と、スタートアップ手当などの豊富な公的支援 ・国民の声を政府に届けて、同性婚の合法化をもたらした「国民発案制度」 【著者略歴】 堀内都喜子(ほりうち・ときこ) 長野県生まれ。日本語教師等を経てフィンランド・ユヴァスキュラ大学大学院に留学し、修士号を取得。 その後、フィンランド系企業での勤務を経て、現在はフィンランド大使館で広報の仕事に携わる。 前著『フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか』(ポプラ新書)は「読者が選ぶビジネス書グランプリ2021」でイノベーション部門賞を獲得し、累計発行部数10万部を超えるベストセラーに。 その他の著書に『フィンランド 豊かさのメソッド』(集英社新書)がある。

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