よくわかる一神教 ユダヤ教、キリスト教、イスラム教から世界史をみる

集英社文庫(日本)

佐藤 賢一

2024年3月19日

集英社

814円(税込)

人文・思想・社会 / 文庫

今、世界は第二次世界大戦以来、最も危険な状態だと言われる。 ロシアのウクライナ侵攻やイスラエルとパレスチナの衝突は、なぜ起こるのか。 それを深く知るには、「一神教」の知識が不可欠ーー。 本書では、同じエルサレムを聖地とするユダヤ教、キリスト教、イスラム教に着目し、その起源や地理、歴史を西洋歴史小説の第一人者がわかりやすく解説する。 図版満載&明快な構成で世界史入門書としても。 【本書 第一部「古代の一神教」目次より一部抜粋】 <第一章>ユダヤ教の誕生 ・ユダヤ人とは何か ・『旧約聖書』とは何か ・唯一神はどこから来たのか ・イスラエル王国とは何か ・バビロン捕囚とは何か ・ハスモン朝、ヘロデ朝とは何か <第二章>キリスト教の成立 ・イエスはどんな人だったか ・イエスは何を説いたのか ・イエスはユダヤの王なのか ・十二使徒とは何か ・パウロの伝道とは何か ・『新約聖書』とは何か ・なぜキリスト教は弾圧されたのか ・なぜキリスト教は広まったのか <第三章>イスラム教の出現 ・ムハンマドはどんな人だったのか ・ムハンマドはなぜ信仰に目覚めたのか ・ヒジュラとは何か ・なぜメッカに巡礼するのか ・『クルアーン』とは何か ・六信五行とは何か ・三宗教は、なぜひとつになれないのか 【著者略歴】 佐藤賢一(さとう・けんいち) 1968年山形県生まれ。93年『ジャガーになった男』で第6回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。99年『王妃の離婚』で第121回直木三十五賞、2014年『小説フランス革命』で第68回毎日出版文化賞特別賞、20年『ナポレオン』で第24回司馬遼太郎賞、23年『チャンバラ』で第18回中央公論文芸賞を受賞。

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