蛇にピアス

集英社文庫(日本)

金原 ひとみ

2006年6月30日

集英社

528円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

蛇のように舌を二つに割るスプリットタンに魅せられたルイは舌ピアスを入れ身体改造にのめり込む。恋人アマとサディスティックな刺青師シバさんとの間で揺れる心はやがて…。第27回すばる文学賞、第130回芥川賞W受賞作。(解説/村上 龍)

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書店員レビュー(1)
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長江貴士

書店員

金原ひとみ「蛇にピアス」

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0
2019年12月15日

みんなのレビュー (5)

貝沼 晃成

純文学?

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3.5 2024年11月06日

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Readeeユーザー

(無題)

starstar 2.0 2024年05月05日

小学生の時はものすごいエロい気がした。10代がこの話を書く。堕落への軽蔑と、少しの好奇心が漂う。

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かいかい

純文学?

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3.5 2024年03月19日

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Readeeユーザー

(無題)

starstarstarstar 4.0 2021年08月14日

たまーに「この人にしか書けないな」っていう小説に会うけどまさにそういう話。 現代版「限りなく透明に近いブルー」っぽいなと思ってたら解説が村上龍で笑っちゃった。(しかもむちゃくちゃ絶賛してた)。なるほど。 これ20歳で書いてるのすごいな、、蹴りたい背中とダブル受賞なのものすごく納得。好きな小説かと言われるとまた違うんだけど切れ味があるというか鋭すぎて危険物みたいになっちゃってる小説が芥川賞とるべきだよなと思ってる。 ヤバイヤンキーかと思いきや普通の人っぽい臆病なところもあって、でもやっぱり普通じゃない、という感じがするんだよな、ルイもアマもシバも。刹那的、は簡単にまとめすぎだけどそういう言葉がしっくりくる。 あと舌ピはマジで痛そう、、スプリットタン、って舌ピをだんだん大きくしていって先端を切り離して分かれた舌を作る身体改造らしいんだけど(作中でルイはスプリットタンに魅せられてアマと付き合いはじめ、自分も舌ピをつけ拡張をはじめる)、読んでるだけで舌がゾワってした。痛いーーと思いながらつい読み進めてしまう文。

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Readeeユーザー

(無題)

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3.2 2021年06月20日

そこそこ面白かった。 主人公は何がしたいのか、どう生きたいのかわからない子で 人間味があって好きになった。 アマ殺されちゃったけど、殺した時の描写も見たかったように思う。シバさんのイカれっぷりをもう少し分として読みたかった気はする。

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