ディープ・ブルー

集英社文庫

吉村達也

2007年4月30日

集英社

544円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

連続殺人犯は、自らを過剰な鬱状態に陥った“ディープ・ブルー”と名乗った。被害者はいずれも将来ある若い女性。死者に共通するのは、顔面に濃紺の塗料をスプレーされていること。だが犯行の目撃者はなく、犯人の性別すら不明。そんなある日、私がブルーと名乗る人物からラジオ番組『大塚綾子の電話人生相談』に涙声の電話。「つぎの殺人を抑えられないんです」と。

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