飛鳥の怨霊の首
集英社文庫
吉村達也
2010年10月25日
集英社
544円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
日本版ハッブル宇宙望遠鏡を目指す「飛鳥」プロジェクトの若きリーダー、天文学者の刈谷天空は、専門外の領域で「天武天皇は唐の天文学者に操られていた」と発言、物議を醸していた。その刈谷が、遷都千三百年でにぎわう奈良の南、明日香村にある「入鹿の首塚」の前で自殺。第一発見者である英光大学古代史研究会のメンバーは、刈谷のキトラ古墳にまつわる禁断の研究資料を発見した。天武天皇に仕掛けられた罠。著者渾身の歴史ミステリー。書き下ろし。
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