楊令伝 11 傾暉の章

集英社文庫(日本)

北方 謙三

2012年4月30日

集英社

858円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

梁山泊は、国としてのかたちを整えていく。西域への交易路開拓のため、韓成は西夏に遣わされる。楊令自ら護衛する最初の商隊が、西域へと出発した。兀朮らが率いる金軍は、南宋の帝となった趙構を討つために旧宋領への侵攻を続ける。劉光世は趙構を守って江南を転戦するが、一方で、岳飛と張俊は趙構の召集に応じることなく、それぞれが独立勢力として中原に立っていた。楊令伝、乱世の第十一巻。第65回毎日出版文化賞特別賞受賞。

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